ランボルギーニ・カブレラ最新スクープ
公開 : 2013.11.28 21:00 更新 : 2017.06.01 02:14
カブレラとネーミングされるのではないかと噂されている次期ランボルギーニ・ガヤルドがニュルブルクリンクでテストされている最新風景だ。ガヤルドは今週、遂にその生産を終えた。この新しいモデルは、2014年のジュネーブ・モーターショーで発表される予定で、英国にはその年の後半に生産に入る。ヘキサゴン・プロジェクトというコードネームのもと開発が行われ、既にある程度の顧客にはそのエンジン・サウンドを公開している。このカブレラは、2015年にデビュー予定のアウディR8とも、その軽量カーボンファイバーとアルミニウム製のスペースフレーム構造を共有することになる。
内部の開発コード、LP724と呼ばれるこのモデルは、全幅1900mm、全高1165mmというサイズは変わりないが、全長は4500mmと16mm長くなっている。実際、スクープ・ショットを見ても、現在のガヤルドよりも長くなっていることがわかる。ホイールベースは、2600mmよりも若干増大し、収納能力を改善するほか、新しいインテリア・レイアウトを持つこととなる。
アヴェンダドールのカーボン・モノコックを敢えて採用せず、親会社のアウディR8と同じ、コンベンショナルなシャシーを採用したことになる。両車に使われるモジュラースペースフレームは、AUTOCARが掴んだ情報によれば198kgで現行のR8よりも24kg軽い。但し、ホイールベースはカブレラとR8とは異なり、R8の方がカブレラよりも30mm長くなる予定だ。
新しいスペースフレームに被せられるボディは、カーボンファイバーとアルミニウムの組み合わせで、そのトータル・ウエイトは1500kgを切ることを目標にされている。
エンジンは5.2ℓのナチュラル・アスピレーションV10。600bhp、55.3kg-m程度のチューニングが施されるとともに、EU6に適合するものとなる。ギアボックスは7速デュアル・クラッチがオプション、6速マニュアルが標準となる。
また、駆動方式は4WDが標準となるが、RWDモデルも引き続き生産されることとなる。
ちなみにがカブレラのネーミングは、ミウラから続く伝統的なランボルギーニの名付けに従って、スペインの雄牛の名前である。