【詳細データテスト】アルピナB3ツーリング 圧倒的なパフォーマンス パフォーマンスカーでは異例の快適性 アルピナの最高傑作

公開 : 2020.11.14 11:50

購入と維持 ★★★★★★★★★☆

BMW正規ディーラーで取り扱われるので、購入窓口を探し回らなくていい。いわゆるチューニングカーを手に入れるときに気になる、メンテナンスなどのアフターサービスにも心配はない。

維持費が法外に高くなることもないだろう。テスト時のツーリング燃費は13.2km/Lで、2013年に計測した先代B3セダンよりわずかながら改善されている。V8を積むC 63よりはずっと経済的で、V6のRSアバントにも勝る数字だ。

20インチ鍛造ホイールのアルピナ・クラシックは2080ポンド(約29万円)のオプション。標準仕様は鋳造の19インチで、インチアップしても重量は14kgほど軽い。ハイパフォーマンスブレーキシステムは1680ポンド(約24万円)で、軽量ディスクとよりレーシーなパッドを備える。
20インチ鍛造ホイールのアルピナ・クラシックは2080ポンド(約29万円)のオプション。標準仕様は鋳造の19インチで、インチアップしても重量は14kgほど軽い。ハイパフォーマンスブレーキシステムは1680ポンド(約24万円)で、軽量ディスクとよりレーシーなパッドを備える。    MAX EDLESTON

ただし、アグレッシブに走らせるオーナーなら、59Lという燃料タンク容量に不満を覚えるかもしれない。たとえ、満タンで高速道路を740kmも走れる計算だとしても。

残価率について、今回提示できるデータはない。とはいえ、その希少性やステータスを考慮すれば、その点でも賢い選択となることに疑いの余地はない。アルピナは高価だが、一般的なブランドのクルマより値落ち幅がずっと小さいのだ。新型B3が、その例に漏れる理由はどこにもない。

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