【ベストセラーバンのEV版】新型フォードEトランジット 航続距離350km バリエーションは25種類
公開 : 2020.11.16 11:20
標準モデルと同等の信頼性
フォードは現在、欧州に1000か所以上あるトランジットセンターに加えて、「数百」もの架装業者と協力し、ディーゼルモデルに適合するアクセサリーを展開している。
Eトランジットはすでに、ディーゼルモデルの開発と同様の過酷な環境下で、「あらゆる条件と天候」でテストされている。また、頻繁な急速充電、定期的な充電、メンテナンス不足などの「極端な使用例」を広範囲にテストし、ディーゼルモデルと同等の信頼性を確保しているという。
バッテリーと高電圧部品には8年間、16万kmの保証が付いており、欧州では1年間、走行距離無制限のサービスが提供される。
生産は標準モデルと同じくトルコの工場で行われ、バッテリーはポーランドから、電気モーターは米国から調達される。
フォードは、2021年中に欧州の主要市場でEトランジットを使った「広範な運用試験」を行うとしている。これは、2022年までの115億ドルの電動化投資の一環である。