【最新で究極のスーパースポーツ】ポルシェ・ビジョン918 RS ミュージアム所蔵モデル公開
公開 : 2020.11.22 13:01
ポルシェ・ミュージアムが所蔵する、コンセプトモデルやデザイン案が公開されました。2013年のハイブリッド・スーパースポーツ、ポルシェ918。伝説的なモデルを継承する目的でデザインされたのが、ビジョン918 RSです。
7分以下のタイムを出した初の量産モデル
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
ポルシェ918スパイダーは、ブランドにおけるスポーツカーのマイルストーンになった。ハイブリッド搭載のコンセプトカーとしてデビューしたのは、2010年。ポルシェにおける、ハイブリッド戦略の始まりを示すものだった。
スーパースポーツカーとしての新基準でもあり、フル・カーボンファイバー製のボディに、可変エアロダイナミクスを搭載。量産モデルの製造終了から5年が経過した今でも、ベンチマーク的なモデルになっている。
またポルシェ918スパイダーは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェをアタック。7分以下というラップタイムを叩き出した、初の量産モデルでもある。
最新で究極のスーパースポーツカー
この型破りなサクセスストーリーを、どのように今後へ展開していくのか。ドイツ・ヴァイサッハのデザインチームは、サーキットとストリートの両方で活躍できる、スポーツカーのアイデアに取り組んだ。ポルシェ918の、魅力的な新しい進化を描き出した。
ドライブトレインとシャシー技術は強化され、ドラマチックなデザインのボディは、空力特性的にも最適化。ポルシェ・ビジョン918 RSは、ポルシェのデザインチームによる最新で究極のスーパースポーツカー・コンセプトといえる。