【RSも撮影】ホンダNワン新型 価格/内装/スペックは? モデルチェンジを解説 発売日は11/20
公開 : 2020.11.19 11:30 更新 : 2021.10.11 09:37
新型Nワン パワートレイン
エンジン形式は従来型と同様、0.66Lの直3 DOHC。ターボとノンターボの2種類が設定されているが、中身は別ものだ。
いわゆる第2世代パワートレインが搭載されている。
ノンターボの自然吸気エンジンにはバルブコントロール機能のVTECを採用し、パワーと優れた低燃費を両立。
最高出力は58ps、最大トルクは6.6kg-mを発生し、WLTCモード燃費は23.0km/L(FF車)を達成している。
ターボエンジンは電動ウエイストゲートを採用して燃費性能とレスポンスを向上。最高出力は64ps、最大トルクは10.6kg-mを発生し、WLTCモード燃費は21.8km/L(FF車/CVT)を実現。
いずれのエンジンも、平成30年度規制75%低減という優れた低排出ガス性能も達成した。
組み合わされるトランスミッションはCVTが基本だが、RSには6速MTも設定されている。
CVTはアクセル開度にリニアに反応するGデザイン・ダウンシフトをNワン専用にセッティングし、ブレーキ操作ステップダウンシフト制御も採用している。ちなみに、FFターボと6速MTの組み合わせは、軽自動車では初となる。
駆動方式はFFが基本だが、4WDも設定されている。ただし、RSはFFのみとなる。
新型Nワン 装備
新型Nワンでは、先進の安全運転支援システムである「ホンダセンシング」を全車に標準装備している。
したがって、グレード名にはホンダセンシングが付かなくなった。また、ホンダセンシングの非装着車は設定されていない。
衝突軽減ブレーキや歩行者事故低減ステアリングといった従来からの機能に加え、後方誤発進抑制機能やオートハイビームも装備。また、軽自動車の6速MT車では初めてACC(アダプティブ・クルーズコントロール)とLKAS(車線維持支援システム)も採用し、あらゆるシーンで快適にクルマを使うための必要な安全性能を追求している。
便利な装備としては、エンジン始動から停止までのリアドア開閉履歴を記憶する機能に注目したい。
リアドアを開閉していた場合は、エンジン・ストップボタンを押した後に、荷物などの置き忘れ注意喚起をメーターに表示するリアシートリマインダー機能を軽自動車で初めて採用したのだ。
さらに、リアバンパーに搭載した4つの超音波センサーでクルマ後方の障害物の接近を検知し、アラーム音とメーターディスプレイ表示で知らせるパーキングセンサーシステム、坂道や信号待ちで便利なオートブレーキホールド機能、自動解除も可能な電子制御パーキングブレーキなど、安心を高める機能の装備も充実している。