【世界9番目】「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」2021年夏オープン 千葉県木更津市に
公開 : 2020.11.25 19:57 更新 : 2020.11.25 20:00
日本の伝統と自然を感じるデザイン、そして環境への配慮も
PEC東京の建物は、日本の伝統的工芸品の江戸切子をモチーフに外観をデザイン。矢来紋(やらいもん)という斜めの線で構成された日本の伝統文様により、華やかなデザイン性と、損傷や汚れから保護する伝統的な様式を活かした。
館内にも左官や日本庭園を連想させる和のテイストが採用されている。
PEC東京は、拠点を設ける木更津市の自然と日本らしい風景を生かし、元の自然を活かして設計。また、千葉県の自然環境保全条例規定に基づき、木更津市立ち合いのもと千葉県と「自然環境保全協定」を締結。
自然の保存、植生の回復など適切な措置を講じるだけでなく、伐採樹木を定量的に把握し公開するなど積極的に情報開示を行う。
さらに、湿地等に生育する希少植物の生育を保全するため、専用の保全地、湿性生物保全エリアを新たに設置するなど、一歩踏み込んだ環境への配慮を行う。
新しい観光スポットとしての役割
ポルシェ・ジャパンでは独自の包括的なCSRプログラム「Porsche. Dream Together」のコンセプトに基づき、大小さまざまな規模の災害支援活動やコミュニティプログラムを千葉県、および木更津市の地域と連携して進めていく。
ポルシェ・ジャパン社長のミヒャエル・キルシュは、「日本にポルシェ・エクスペリエンスセンターを設立できることに深い喜びを感じています」
「この千葉県木更津市はとても美しい自然に囲まれた都市で、設立にあたり環境保全に関わる問題を深く追求し協議してきました。ポルシェは千葉県、および木更津市のコミュニティに対し、貢献できる良き企業市民でありたいです」
「新しい観光スポットを作り、雇用の機会を創出するだけでなく、世界的にも非常に美しいこの千葉の立地においてエキサイティングな試乗体験を提供したいです」
「既存のお客様はもちろんのこと、ポルシェオーナー以外のお客様や様々な企業のビジネスニーズに対応するこの新しい施設はどなたにも利用可能です。多くの人が集い新しいスポットとして注目されることを願います」と述べた。