【どれだけ積める?】メルセデス・ベンツEクラス・ステーションワゴン 改良新型のラゲッジ・スペース、実測調査 王者の余裕

公開 : 2020.11.27 07:20  更新 : 2021.10.11 13:49

荷室長を実測 後席を倒すと?

荷室長を実測してみると、ラゲッジ後端から倒したリアシートのシートバック前端までで1830mm。

筆者のポジションで前席のバックレストまでは、2180mmという広大なスペースが出現する。

改良新型E200ステーションワゴン・スポーツ(ヒヤシンス・レッド)
改良新型E200ステーションワゴン・スポーツ(ヒヤシンス・レッド)    前田恵介

荷室高は後席部分で730mm、開口部でも730mmあり、横幅は荷室の最も狭い部分でも1100mmある。スチールの本棚なら楽に飲み込んでしまう大きさだ。

なお、荷室後端には床下収納スペースが用意されており、工具やチェーンなどを入れることが可能。

また荷室フロアの四隅にはラゲッジネット用のリングが備わるのも有用だ。

新型Eクラス・ステーションワゴンをチェックしてみると、メルセデス・ベンツが磨き上げてきたワゴンの使い勝手の良さを、しっかりと受け継がれていることが理解できた。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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