【モンスターSUV】アウディRS Q8日本導入 RS 6アバント、RS 7スポーツバックも 600psの高性能シリーズ

公開 : 2020.11.30 19:05  更新 : 2021.10.11 09:38

4ドア・クーペ RS 7スポーツバック

スタイリッシュなA7スポーツバックにも、RSモデルが用意された。パワーユニットや基本的な装備品は、RS 6アバントと同様の内容となる。

またRS 6アバントとRS 7スポーツバックには、コイル・スプリングとダンピング・コントロール・サスペンションにダイナミック・ライドコントロール(DRC)を組み合わせた「RSスポーツ・サスペンション・プラス」がオプションで用意される。

RS 7スポーツバックの前席内装
RS 7スポーツバックの前席内装    上野和秀

独自の油圧システムを組み込んだDRCは、コーナリング時のロールや急加速、急減速時のピッチングを抑え、乗り心地を損なわずにダイナミックなハンドリングを実現するもの。

価格は1799万円で、2021年1月以降の発売を予定。ステアリングは右/左が用意される。

アウディRS Q8 豪華な内装

SUVのフラッグシップとなるQ8にも、RS版が用意された。

600psを確実に路面へ伝えるクワトロ・フルタイム四輪駆動システムには、セルフ・ロッキング・ディファレンシャルを採用。

アウディRS Q8の前席内装
アウディRS Q8の前席内装    上野和秀

サスペンションは、よりスポーティなチューニングを施したRSアダプティブ・エアサスペンションを備える。さらに後輪を最大5°操舵する4輪操舵システムは有用だ。

外観は、ハイグロス・ブラックのラジエーターグリルとルーフエッジ・スポイラー、リアスカート、楕円テールパイプなどRS専用パーツで武装。大径23インチのアルミ・ホイールによって精悍さが増している。

内装は、アルカンターラ・レザーのスポーツシートのほか、オプションでレザーシート・パッケージを用意。専用モードを備えたアウディ・バーチャル・コクピットがポイントだ。

オーディオにはバング&オルフセン3Dサウンド・システムを標準装備。また、アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの先進運転支援システムを備える。

価格は1869万円で、2021年2月以降の発売を予定。ステアリングは右/左が用意される。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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