【EV加速力ランキング】世界最速の電気自動車 12選 1位は日本車
公開 : 2020.12.03 19:05
テスラ・ロードスター
遅延に見舞われている第2世代のロードスターは、テスラの基準から見ても野心的なモデルだ。200kWhのバッテリーを搭載し、3基の電気モーター(フロント1基、リア2基)から約1000psを発揮する(正確な数値は未公表)。
0-97km/h加速はわずか1.9秒、最高速度は400km/hを超えると言われているが、それ以上に注目すべきなのは1000kmの航続距離と18万9000ポンド(2617万円)という価格だ。予約受注も始まっているが、心配なのは、いつ納車されるのかという点だ。
リマックC_Two
リマックは、電動スポーツカーの分野では比較的古参のメーカーである。カーボンボディをまとって2018年にデビューし、2021年に納車予定の1940psのC_Twoは、0-97km/h加速で1.85秒、0-300km/h加速で11.8秒をマークするという。
各ホイールはトルクベクトル制御され、120kWhのバッテリーにより最大640km以上の航続距離を目指している。200万ポンド(2億7000万円)の価格と同様に目を引く数字だ。
アスパーク・アウル
大阪に拠点を構えるアスパークは、「世界で最も速いクルマ」を目指し、電動ハイパーカーのアウルを完成させた。2012psという驚異的な出力を持つ4基の電気モーターを搭載し、0-97km/h加速で1.72秒をマークしている。
最高速度は400km/h。特別に開発された64kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は450kmとされている。生産台数はわずか50台で、価格は250万ポンド(約3億5000万円)である。
各モデルの0-97km/hタイム一覧
テスラ・モデル3 – 3.1秒
ロータス・エヴァイヤ – 「3.0秒未満」
ニオEP9 – 2.7秒
テスラ・モデルX – 2.6秒
テスラ・モデルS – 2.3秒
ファラデー・フューチャーFF91 – 2.2秒
ピニンファリーナ・バッティスタ – 2.0秒
テスラ・ロードスター – 1.9秒
リマックC_Two – 1.85秒
アスパーク・アウル – 1.72秒