【ついに電動モデル発売へ】トヨタ、新型電動SUVを欧州導入 2021年予定 サイズはRAV4クラス
公開 : 2020.12.08 20:05 更新 : 2021.01.28 18:33
トヨタ欧州部門役員インタビュー
AUTOCARは、トヨタ・モーター・ヨーロッパのマシュー・ハリソン上級副社長にインタビューを行った。
トヨタにとってe-TNGAを採用した新型EVの重要性は?
「2025年までに欧州で40万台以上の販売増を目標にしていますが、EVはその成長に大きく貢献するものではありません。同年には、当社の販売台数の7割程度がハイブリッド車で、2割がPHEVとゼロ・エミッション車になります。しかし、e-TNGAを使用したモデルはわたし達の将来にとって非常に重要で、2025年から2030年にかけては販売台数により大きく貢献することになるでしょう」
トヨタのEVはすべて、新しい名前が与えられるのでしょうか?
「ZEV工場で生産される6台のEVは、最適化された専用プラットフォームをベースにしており、新しい名前がつけられるでしょう。フル電動化が進むにつれ、地域ごとの車名を見直し、どのようにして親しみやすい製品を提供するかを理解する必要があるでしょう」
トヨタはハイブリッド、PHEV、EV、FCEVにコミットすることで成長を目指しているのでしょうか?
「これらすべての技術を市場に投入するのがわたし達の仕事であり、お客様もそれぞれの地域で最適な技術を選んでくれると確信しています。現在、EVは高価なので、規模を拡大し、技術を向上させる必要があります」
「問題は、その変革がどれだけ早く起こるかということです。欧州と中国では、非常に速いペースで加速しています。ハイブリッドはまだ世界的に600%の成長が見込まれており、当社にとって短期的にはそちらの方が大きなチャンスとなります」