【現代的なSUV、欧州上陸】新型ヒュンダイ・ツーソン 欧州発表 1月発売
公開 : 2020.12.15 06:05 更新 : 2021.03.05 21:37
車載システムや走りも改善
インテリアもまた、これまでのヒュンダイとは異なるミニマルな「レイヤー」デザインが採用されている。また、乗員に優しいエアコンの空気の流れを実現した「マルチ・エア・モード・テクノロジー」も導入されている。
物理的なコントローラーはほとんど取り除かれ、10.25インチのタッチスクリーンからエアコンなどを操作する。また、10.25インチのデジタルメーターやワイヤレスのスマートフォン充電器も装備されている。
車載システムには、クルマが目的地近くに駐車した際、ドライバーのスマートフォンにルート案内を切り替えることができるラスト・マイル・ナビなど、さまざまなコネクティング機能が搭載されている。
ヒュンダイによると、後席のレッグルームが拡大されたという。室内寸法は全モデル共通で、ハイブリッド車のバッテリーは後席の下に搭載される。
また、ハイブリッド車とPHEVには、セントラル・エアバッグやリモートパーキングを含む、新しい安全・運転支援機能が備わる。
乗り心地とハンドリングも改善されている。車両制御エンジニアのジュリオ・ヴァレラは、「より快適で運転するのが楽しくなる」ことに重点を置いていると語った。
走行モードはノーマル、エコ、スポーツの3種類。エレクトロニック・コントロール・サスペンションをNモデル以外で初めて採用した。四輪駆動車には、オフロードに特化した3つのモードが追加されている。
新型ツーソンの欧州仕様はチェコで生産される。