【2020年 勝ち組/負け組】42ブランド 英国市場シェア比較 トヨタ、VWが躍進
公開 : 2020.12.29 16:25
S スバルは年間1000台に満たず?
セアト
2019年:2.98% 2020年:2.75%
3台の新型クロスオーバーによる目まぐるしい成長の後、今年は一息ついたセアト。新たに発売されたレオンは、2021年の販売にインパクトを与えるはずだ。
シュコダ
2019年:3.25% 2020年:3.59%
SUVは非常に好調で、セダンのシフトにも成功している。シュコダ・スペルブは、フォード・モンデオとヴォグゾール・インシグニアを合わせた販売台数を上回る。新型オクタヴィア、電動SUVのエンヤクとファビアの登場により、来年も好調の波に乗るはずだ。
スマート
2019年:0.17% 2020年:0.09%
影の薄いスマートだが、まだ存在はしている。その”シンプル”なウェブサイトでは、500ポンド(7万円)から1900ポンド(26万円)の割引を謳っている。1台買えば、1台無料でついてくるのだろうか。
サンヨン
2019年:0.09% 2020年:0.08%
サンヨンの売上は依然として小さく、深刻な問題を抱える同社は売りに出されている。つまり、大宇、SAICとマヒンドラに続いて、1997年以来4番目の買い手を探しているということだ。
スバル
2019年:0.13% 2020年:0.05%
スバルは今年、英国での販売台数は1000台以下と予想されており、8月には月間最低の34台に落ち込んでいる。年間100万台を生産している会社にとって、英国市場は本当に価値があるのだろうか?
スズキ
2019年:1.52% 2020年:1.24%
スズキのシェアは急落しており、コンパクトSUVのビターラの登録台数は57%減少している。不調の原因は、今年ジムニーを苦難に陥れた、企業平均CO2排出量に対する懸念によるものなのかもしれない。
T~V トヨタ、新型車投入で前進
テスラ
2019年:0.57% 2020年:1.26%
自動車と同じくらい充電ネットワークに力を入れているテスラは、2020年に素晴らしい業績を上げた。その販売の大半を占めるのがモデル3で、現在ではBMWの3シリーズに次ぐクラス2位となっている。
トヨタ
2019年:4.55% 2020年:5.74%
何年も低迷していたトヨタは、新モデルを相次いで投入したことで、再び軌道に乗り始めた。カローラ、C-HR、RAV4が各セグメントのシェアを拡大している。
ヴォグゾール
2019年:6.92% 2020年:5.88%
PSAは、ハッチバックのアストラが70%減、セダンのインシグニアが85%減となっていることから、GMプラットフォームで作られた同モデルの販売をやめることにしたようだ。一方、新型コルサは好調で、続く新型モッカも2021年のヴォグゾールを後押しするはずだ。
フォルクスワーゲン
2019年:8.69% 2020年:8.86%
フォルクスワーゲンは今年、フォードに激しい追い上げをかけ、両社の市場シェアの差は1%を切った。来年には新型ゴルフとEVのID.3の供給が本格的に始まることもあり、首位奪取の可能性も見えてきている。
ボルボ
2019年:2.43% 2020年:2.79%
ボルボは間違いなく今、成長を続けているプレミアムブランドだ。クロスオーバーのXC40は現在、英国で人気を高め、レンジローバー・イヴォークをも凌駕している。電動モデルの導入も間近だ。