【2020年 勝ち組/負け組】42ブランド 英国市場シェア比較 トヨタ、VWが躍進
公開 : 2020.12.29 16:25
売れ行きが好調だったカテゴリー
AUTOCARは昨年、2020年はEVが主流になり始める年になるかもしれないと予想したが、現在の英国市場シェアは6%と、着実に成長していることは確かだ。
また、高級SUVの好調は、経済の混乱が富裕層に影響を与えることはほとんどないということを示しているようで、レンジローバーなどの販売台数は8.4%の減少にとどまっている。
成長を見せたMGやトヨタは、だれもが憧れるブランドというわけではないが、魅力的な新車を数多く展開している。
売れ行きが不調だったカテゴリー
フランス車やイタリア車の伝統的な購入者層は、主にアジアやフォルクスワーゲン・グループ傘下のブランドに移っており、すぐに戻ってくる気配はない。
ヒュンダイ・サンタフェのような比較的安価な大型SUVでさえ市場シェアを失ったが、ヴォグゾール・インシグニアをはじめとする大型セダンはほとんど姿を消している。
昨年、英国でMPV(ミニバン)を売ったブランドはほとんどなく、今後発売されるのは商用バンを改造したモデルだけになりそうだ。