フェラーリ・ファイナル・モンディアーリがイタリアに戻ってきた。舞台はムジェロ・サーキットで、今回は458チャレンジ・シリーズの最終戦、F1クリエンティとXXプログラムのサーキット走行に加え、日曜の午後にはコルセ・クリエンティも含まれた。世界王者決定戦となるトロフェオ・ピレリの決勝は雨の中でのレースとなったが、P.バロンが勝ち取り、世界王者の座も獲得した。
日曜は生憎の天気だったが、1万5000名もの観客の目的はレースではない。スクーデリアで10年にわたり活躍したフェリペ・マッサのファイナルランを見るためだ。デモランを走り終えたマッサにフェラーリ社から活躍を称え巨大なトロフィーが贈られた。
フェラーリ・チャレンジ世界王者の座は、P.バロンが勝ち取った。
F1クリエンティには歴代のグランプリ・マシンと、333SPが参加した。
FXXと599XXを総称して、XXプログラム枠も用意された。
マッサはマルク・ジェネと共に、アグレッシブな走りを披露。
マッサは、観客席に向かって応援に感謝の意を表していた。