【限定モノ 続々登場】ジープ・ラングラー「サージグリーン」 チェロキー/コンパス「Sモデル」 80周年記念車も予告

公開 : 2020.12.21 06:15

ラングラー限定車 サージグリーン

多くのジープファンの心は、80周年となる2021年に向けられているかもしれないが、今年最後のジープからのプレゼントとして特別な限定車たちが送り出されたことも見過ごしてはならない。

80周年の前祝ともいえそうな限定車が、ジープ・ラングラー向けの「サージグリーン」だ。2020年12月7日に300台限定で発売されたばかりだ。

ラングラー限定車「サージグリーン」のスペアタイヤ・カバー
ラングラー限定車「サージグリーン」のスペアタイヤ・カバー

最大の特徴は、「サージグリーン」のボディカラーにある。

この限定車は、ブランドルーツである「ミリタリー」をテーマとしたもの。

そのボディカラーは、軍用車として開発された「ウィリスMB」を彷彿させる色となっている。そのワイルドな雰囲気が好評なようで、上記の80周年記念車にも採用される予定だ。

ベースとなるのは、いずれも5ドア・ボディの3.6Lエンジン車である「サハラ」と「ルビコン」。特別装備として、フロント部に落下傘を使うアーミーが描かれた「パラシュートマンフェンダーステッカー」と、後部にウィリスMBがデザインに取り入れられた「Willys(ウィリス)スペアタイヤソフトカバー」が装着される。

価格は、アンリミテッド・サハラ・サージグリーンが595万円。アンリミテッド・ルビコン・サージグリーンが631万円となる。

続いて、チェロキーとコンパスに設定された「Sモデル」について見ていこう。

限定車 チェロキーSモデル

ミリタリー調から一変し、都会派スタイルの限定車も投入される。

それが2020年12月1日に発表された「Sモデル」で、ミッドサイズSUV「チェロキー」とコンパクトSUV「コンパス」に設定される。

100台限定で発売されたチェロキーSモデル
100台限定で発売されたチェロキーSモデル

ブラックの内外装に、グラナイトのアクセントと加えたスポーティかつ上質さを高めた都会的なコーディネートが特徴となる。

それぞれベース車には、充実装備を誇る上級グレード「リミテッド」を採用しており、レザーシートが標準となるなど街乗り中心のユーザーにも最適な仕様だ。

特別仕様の内容はそれぞれ少し異なる。

チェロキーは、エクステリアが中心。ダイヤモンドブラック クリスタルのボディに、グラナイトクリスタルフロントグリル、グラナイトアクセント付きのボディ同色フロントバンパー、ボディ同色のフロントフェイシアとホイールフレア、グラナイトクリスタル/グロスブラックアクセント付きのリアフェイシア、ダークグレールーフレール、専用のSバッチを含むグラナイトエクステリアバッチなどを特別装備。

足元を引き締めるアルミホイールは、グラナイトカラーの19インチ仕様にインチアップ。ブラック基調のインテリアには、アノダイズドガンメタルインテリアアクセントが取り入れられた。

メカニズムは、ベースのリミテッドと共通で、2.0Lターボエンジンに9速ATを組み合わせた4WD仕様となる。

チェロキーSモデルの価格は519万円。限定台数は100台だ。

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