【ハイラックスが好きだ】孤高の存在 トヨタ・ハイラックスに惹かれる理由とは?

公開 : 2021.01.16 05:45  更新 : 2021.10.13 12:05

アメリカではピックアップトラックはたくましさの象徴?

ところで、アメリカ(米国)ではどんなクルマが売れているかご存じだろうか。

2019年の新車販売データを見ると、一般的な乗用車の1位はトヨタRAV4で44万8068台。しかしこれは総合ランキングでは4位に過ぎない。3位はシボレー・シルバラード、2位はラム・ピックアップ、そして1位はフォードFシリーズ。そう、どれもピックアップトラックなのだ。

フォードF-150ラプター
フォードF-150ラプター

その販売台数は3位のシルバラードでもRAV4を12万台以上も上回る27万639台。2位のラム・ピックアップになれば63万3694台。そして1位のFシリーズはRAV4の2倍となる89万6526台なのだから日本の感覚からするとただただ驚くしかない。

アメリカは、新車販売ランキングのトップ3をピックアップトラックが占拠するピックアップトラック大国なのである。ハイラックスとはサイズが違うとはいえ、アメリカ人もまた、ピックアップトラックが大好きなのだ。

北米でピックアップトラックを所有するのは多くが男性で、その理由は「フロンティア・スピリットを感じさせるたくましさの象徴だから」らしい。

それは筆者がハイラックスに惹かれる理由とは違うけれど、セダンやミニバンやSUVでは味わえない魅力があるという部分では共通しているのではないだろうか。

記事に関わった人々

  • 工藤貴宏

    Takahiro Kudo

    1976年生まれ。保育園に入る頃にはクルマが好きで、小学生で自動車雑誌を読み始める。大学の時のアルバイトをきっかけに自動車雑誌編集者となり、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。はじめて買ったクルマはS13型のシルビア、もちろんターボでMT。妻に内緒でスポーツカーを購入する前科2犯。やっぱりバレてそのたびに反省するものの、反省が長く続かないのが悩み。

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