【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 1~3月
公開 : 2021.01.22 06:05
フォルクスワーゲン・ゴルフR
少なくとも販売面では、クラスのベンチマークとなるこのモデルが、これまでで最もパワフルなゴルフとして帰ってくる。クプラ・レオンの320psを上回り、これまで以上に走りに焦点を当てている。ドライブトレインの刷新に伴い、ドリフトモードも搭載されている。
2月
2月には14台が発売される。
アストン マーティンV12スピードスター
戦闘機にインスパイアされた88台限定の超高級2シーターは、76万5000ポンド(1億円)の値札がつけられている。DBSスーパーレッジェーラとヴァンテージの要素を取り入れ、5.2L V12ツインターボから約710psを発揮。アストンはその専用エグゾーストシステムが 「刺激的」なサウンドトラックを実現するとしている。
アウディQ8 TFSIe
この2.4トンの巨大なSUVは、電動化されたV6エンジンから最大462psを発揮し、停止状態から6.0秒以下で100km/hに達し、45kmのEV航続距離を誇る。55 TFSIeとコンペティション60 TFSIeの2つのモデルがあり、価格はそれぞれ7万3860(1039万円)と8万5750ポンド(1206万円)から。個別に設定されたハイブリッドモードと、最も燃費の良いルートを提案する「プレディクティブ・オペレーティング・ストラテジー」を搭載する。
ベントレー・バカラル
この超豪華なロードスターは12台のみが生産され、標準的なコンチネンタルGTの9倍の価格で販売されているが、将来的には同じようにオーダーメイドされたエクスクルーシブなモデルが登場するとされている。660psのW12エンジン、EXP 100GTにインスパイアされたエクステリア、5000年前のリバーウッドで形成されたダッシュボード・トリムなど、これ以上特別なモデルはなかなか思い浮かばない。
BMW M3/M4
BMWのアイコンが戻ってきた。今回は少し物議を醸しているノーズが付いているが、それはさておき、6気筒ツインターボエンジンは、510psを発揮して0-100km/h加速は3.9秒に達する。どちらも後輪駆動が標準だが、4輪駆動システムもオプションで初めて設定され、より多くのトルクを後輪に送るMボタンも採用される。
この後、さらに多くのMモデルが登場する。9月にM4カブリオレが登場するだけでなく、2022年にはM3ツーリングも後に続く。Mのコンビは、その魅力を取り戻したのだ。