【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 1~3月
公開 : 2021.01.22 06:05
シトロエンC4
シトロエンは、PSAグループの兄弟車をコピーするのではなく、新型C4で独自の道を歩むことで、そのアイデンティティを再発見しようとしている。ハッチバックからクロスオーバースタイルのデザインに移行し、プジョー308やヴォグゾール・アストラとは異なるプラットフォームを使用して、完全EV仕様を最初から販売できるようにしている。目を細めれば、1970年代のGSセダンにも似ていないだろうか?
フォード・プーマST
フォードが新型のクロスオーバーに、評判の良かった小型クーペから「プーマ」の名前を引き継がせたことで、スポーティーなSTモデルの登場もそう遠くはないと考えられていた。その華麗で実用的なボディに、優れたフィエスタSTのDNAを注ぎ込むというのは、そこまで間違ったアイデアとは言えない。昨年末のテストドライブでは、完全に惚れ込んだわけではなかったが、運転していて楽しく、人気があることは間違いないだろう。
ジャガーFペイスSVR
注目はパワフルなスーパーチャージャー付きV8エンジンだ。フェイスリフトの一環として、パワーアップのほかにもエクステリアデザインのブラッシュアップと車載システムの改善が施される。また、シャシーの改良により、ダイナミックな走りをより重視したものとなっている。
キア・ソレントPHEV
新型ソレントは高級な全輪駆動のPHEVとなり、電動モデルとしては数少ない7人乗りSUVの1つとなる。パフォーマンスの数値はまだ明らかにされていないが、キアはソレントがこれまでで最も燃費の良いPHEVであると主張している。また、電動ドライブトレインが室内とトランクスペースに与える影響は最小限に抑えられているという。
キア・スティンガー
上級セダンの一部改良は、主に車載システムを中心に行われる。発売以来、ドライバーの間で人気が高い旗艦モデルの3.3L V6ツインターボのみが販売される。今回の変更点としては、バタフライバルブを使用してドライブモードに応じてサウンドを変化させる新しい可変排気システムや、フロントとリアのライトのデザイン変更などが挙げられる。よく見ると、リアのウィンカーがチェッカーフラッグのように見える。
マツダCX-5
マツダの人気SUV、CX-5は、増え続けるライバル車に対抗すべくマイナーチェンジを実施する。また、英国でのラインナップでは最後となるディーゼルエンジンも設定されている。