【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 1~3月

公開 : 2021.01.22 06:05

BMW M440d

BMWの4シリーズに、パンチの効いた新しいマイルド・ハイブリッド・ディーゼルが登場した。3.0L V6ターボと48Vブースターシステムを搭載したM440dは、340psと71.3kg-mのトルクを発揮し、平均燃費17.8km/lを達成している。

BMW M440i
BMW M440i

クプラフォーメンターPHEV

セアトのサブブランド、クプラ初の単体モデルとして登場するフォーメンターは、スポーティーなクーペSUVとして、ハイパフォーマンスの高級車市場を虎視眈々と狙っている。1.4Lのガソリンエンジンをベースに、204psまたは245psを発揮するプラグイン・ハイブリッド・パワートレインは、フォーメンターの成功の鍵を握る部分となるだろう。

クプラ・レオン

クプラのスパイシーな新型PHEVに試乗したが、完全には納得できなかったので、ガソリンエンジン仕様の登場を待った方が良いかもしれない。フォルクスワーゲン・グループのパフォーマンスカーであることを考えると、何に期待すべきかお分かりだろう。310psを発揮する2.0L TSIエンジン「EA888」だ。

クプラ・レオン
クプラ・レオン

フィアット500e

伝統的な魅力に手を加えるリスクについては、1985年にコカ・コーラのカンザス計画で明らかになっている。しかしフィアットは、唯一の成功を収めたモデルである500を再発明した。レトロなスタイリングを維持しているが、320kmの航続距離と120psを持つ完全EVとなる。

現行のガソリンモデルが販売されているとはいえ、人気車種でこのような抜本的な変革は勇気のいることだ。果たしてそれは新しい時代の始まりなのか、それとも「ニューコーク」の二の舞になるのだろうか?

フィアット500e
フィアット500e

フォードマスタング・マッハE

フォード・マスタングの電動SUV?それは違う。フォードは、伝説的なポニーの名前を使って、同社初のEVにスポーティーな期待感とプレミアムなスタイリングを加えているだけだ。偏見を捨てれば、優れた電動SUVであることに間違いはない。

フォード・マスタング・マッハE
フォード・マスタング・マッハE

フォード・マスタング・マッハ1

マスタング・マッハEは未来を約束する電動SUV。マスタング・マッハ1は…そうではない。未来を全く気にしていないマスタングである。古風な魅力をフル活用して、ファンの顔に笑みを浮かべることに忙しいからだ。

限定生産されるマッハ1は、クラシックでレトロなスタイリングに460psの5.0L V8エンジンを組み合わせ、欧州で販売されるマスタングの中で最速のものとなる。

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