【近くでみると……】タフト・クロスフィールドVer. 東京オートサロン2021向けカスタマイズカー 詳細

公開 : 2021.01.15 11:05  更新 : 2021.10.19 19:44

タフト・クロスフィールドVer.は、ダイハツが東京オートサロン2021に向け制作したカスタマイズカーです。実車に対面する機会を得ました。詳細を紹介します。

非日常も楽しめるタフト・クロスフィールドVer.

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)
photo:Hiroyuki Kondo(近藤浩之)
editor:Taro Ueno(上野太朗)

ノーマルのタフトが持ち合わせる「非日常感」を強調しながらも、軽自動車という枠をはみ出さないというダイハツらしいコンセプトを具現化した「タフト・クロスフィールドVer.」。

その1番の特徴は、やはり目いっぱい上げられたその車高だろう。純正の165/65R15から175/80R16へと大径化されたタイヤだけでも90mmほど外径(直径)がアップしている計算になるが、そこにRS-Rのアゲ系の車高調キットをプラスすることで、余裕のクリアランスを実現した。

ダイハツ・タフト・クロスフィールドVer.
ダイハツ・タフト・クロスフィールドVer.    近藤浩之

また大径タイヤを装着したことで干渉の影響や、アプローチ&ディパーチャーアングルを稼ぐためにカットオフされた前後バンパー部には、フロントには2t以上の最大牽引力をもつウインチを、リアには存在感抜群のワンオフマフラーを備え、アクティブな印象を強めている。

ワイルドな印象を強めるガード類もワンオフ品となるが、純正オプションのメッキガーニッシュが映えるように形状が工夫されており、リアのテールランプガードに至ってはリアゲート側に固定するというアイデアが採用された。

ボディサイドに貼られたブラックのデカールがよいアクセントとなっているが、実はこのデカール部分には光の加減でさまざまな模様が浮き上がる仕様となっており、遊び心を感じさせてくれるポイントだ。

タフト・クロスフィールドVer.の内装

内装は外装に比べるとノーマル然としているが、外装のレモンスカッシュ・クリスタルメタリックに合わせて、本来はオレンジ色となる加飾部分がイエローとなっている。

このように、一目みるだけではなかなか分からない部分にもこだわりが詰まったダイハツのカスタマイズカー。同社のサイトでは動画も多くアップされているので、そういった点に注目しながら再チェックしてみても面白いかもしれない。

ダイハツ・タフト・クロスフィールドVer.の内装
ダイハツ・タフト・クロスフィールドVer.の内装    近藤浩之

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 近藤浩之

    Hiroyuki Kondo

    某自動車雑誌を経てフリーに。2013年に(株)スカイピクチャー設立(とはいっても1人で活動)。仕事は写真/動画の撮影編集、たまに作文。対象はクルマを始め、建築/フード/人物など幅広いが、要は何でも屋の便利屋。苦手なことは、自分のプロフィールを自分で書くこと(要はこの文章)

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