【GRスーパースポーツの兄弟】ガズー・レーシング、WEC 2021年参戦マシン GR010ハイブリッド 今シーズンの見どころは?
公開 : 2021.01.15 08:02 更新 : 2022.11.01 08:47
小林可夢偉 BoPに注意の目
BoPは、エネルギー使用量/車両重量が規定され、各チームのハイパーカーのパフォーマンスを均一にすることを目指す。
レース毎に車両の性能がコントロールされる方式のため、TGR、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス、バイコレス、(LMP1カーで参戦する)アルピーヌが接戦を展開することが期待される。
BoPによって、モータースポーツ・ファンが手に汗を握る耐久レースが繰り広げられるかもしれない。
7号車のステアリングを握る小林可夢偉は、「新しいプロジェクトはまさにチャレンジング」と興奮を隠さない。
「こうした新しい時代の幕開けは常に楽しみです。GR010ハイブリッドとGRスーパースポーツ(仮称)は大いに気に入っています。ル・マンのパフォーマンスをロードカー開発に注ぎ込むというプロジェクトの一員になることは心躍ります」
「ドライバーがすべきことと求められることに変わりはありません。我々ドライバーは速く、そしてコンスタントに走ることで勝利を手に入れることができます。BoPを考えるとミスは許されません」
WEC 2021年シーズンの予定スケジュールは下記のとおり。北米で開催される3月のセブリングで幕を開ける。
・3月19日:セブリング1000マイル
・5月1日:スパ・フランコルシャン
・6月12-13日:ル・マン24時間レース
・7月18日:モンツァ
・9月26日:富士スピードウェイ
・11月20日:バーレーン