【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 4~6月
公開 : 2021.01.23 06:05
2021年は話題のモデルが目白押し。英国市場での発売月に基づき、今年登場予定の新型車をご紹介します。
もくじ
ー4月
ーアバルト595/695
ーアルピナB8
ーBMW M5 CS
ークプラ・フォーメンター
ーダチア・サンデロ
ーフォードS-マックス・ハイブリッド
ーランボルギーニ・ウラカンSTO
ーミニ・ハッチバック
ープジョー508 PSE
ーポルシェ911 GT3
ーシュコダ・オクタヴィア4x4
ースズキ・ジムニー
ートヨタ・ランドクルーザー
ーヴォグゾール・モッカ
ー5月
ーアウディeトロンGT
ーベントレー・ベンテイガ・ハイブリッド
ーベントレー・フライングスパーPHEV
ーフェラーリSF90スパイダー
ーフィアット500X
ーヒュンダイi20 N
ーキア・シード
ーメルセデスAMG GT 73
ーメルセデス・ベンツEQA
ー日産キャシュカイ
ーポルシェ・タイカンRWD
ーシュコダ・エンヤクiV
ートヨタ・ヤリスクロス
ーボルボ新型EV
ー6月
ーアウディQ4 eトロン
ーDS 4
ーDS 9
ーフェラーリ・ポルトフィーノM
ーヒュンダイ・バイヨン
ーヒュンダイ・アイオニック5
ーヒュンダイ・コナN
ーロータス・エスプリ
ーマセラティMC20
ーメルセデス・マイバッハGLS
ーメルセデス・マイバッハSクラス
ーポールスター2
ーポルシェ911 GTS
ーポルシェ・タイカン・ツーリスモ
ーフォルクスワーゲンID.4 GTX
4月
4月は15台が発売予定だ。
アバルト595/695
フィアット500はEVに大きく変身したが、ホットなアバルトにはこれほど大胆な変化は見られない。最新の595と695は、どちらも従来の内燃エンジンの500をベースにしているが、500がすでに楽しくて親しみやすいパフォーマンスを提供してくれていることを考えると、それほど悪いことではないだろう。
アルピナB8
独ブーフローを拠点とするアルピナは、ラインナップを拡大してBMW 8シリーズに魔法をかける。M850iに搭載されている4.4L V8ツインターボから608psを引き出し、クーペを時速320kmの武器に変える。
BMW M5 CS
停止状態から3.3秒で100km/hに達する625psのM5コンペティションでは満足できなかったかのように、パワーアップとシャシーの改良を施したサーキット仕様の「クラブスポーツ」が登場する。余分な重量を取り除くために厳しいダイエットを行い、より強力なサスペンション、アップグレードされたブレーキ、エアロパーツなど隙のないパフォーマンス向上が図られている。
クプラ・フォーメンター
クプラのクーペスタイルSUVフォーメンターは、190psの2.0L TSIガソリンエンジンを新たに搭載し、パワートレインの選択肢を増やした。150psのエントリーモデルを上回るパワーを発揮するが、245psのプラグイン・ハイブリッドのような余分な重量とコストはかからない。好みにもよるが、このバランスは多くのドライバーにとってちょうど良いものとなるだろう。
ダチア・サンデロ
ミッドスペックのフォード・フィエスタでさえ2万ポンド(281万円)の壁を突き破り、電動コンパクトカーが価格の上限をこれまでにない高みに引き上げている中、ダチアがその流れをせき止めようとしているのは爽快だ。
7995ポンド(112万円)という新型サンデロの価格は、最も安いフィエスタの約半分だが、乗り心地、ハンドリング、安全性を向上させるためにルノー・クリオと同じCMFプラットフォームを採用しているため、しっちゃかめっちゃかなクルマにはならないはずだ。
今回は上位モデルも用意されているが、飾り気のない基本に忠実なアプローチこそが、ルーマニアブランドをユニークなものにしているのだ。