【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 4~6月
公開 : 2021.01.23 06:05
フェラーリSF90スパイダー
ドロップトップのSF90は、フェラーリ812 GTSから王座を奪い、市販されているコンバーチブルの中で最もパワフルなモデルとなると期待されている。4.0L V8ツインターボエンジンのプラグイン・パワートレインはSF90クーペから引き継がれており、フロントに2基、リアに1基の電気モーターを搭載する四輪駆動となっている。
1000psのシステム出力と91.8kg-mのトルクにより、0-100km/h加速はストラダーレと同じ2.5秒に達する。最高速度は341km/h。
フィアット500X
フィアットのコンパクトクロスオーバーは5回目の誕生日を迎えたが、今年はEV化に先駆けて、さらに寿命を延ばすアップデートを受ける予定だ。500と同じマイルド・ハイブリッドシステムを使用するか、あるいは500Xとプラットフォームを共有しているジープ・レネゲードからプラグイン・ハイブリッドシステムを採用することになるかもしれない。
ヒュンダイi20 N
世界ラリー選手権で成功を収めたi20からインスピレーションを得て、ヒュンダイが送り出す「N」モデルは、1.6L 4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、204ps、28kg-mを発生する。このホットハッチは、クラス最高のパワーウェイトレシオを実現するとされており、0-100km/hで6.7秒、最高速度230km/hに達する。
標準モデルのi20のシャシーを改良し、大型ブレーキ、機械式LSD、スムーズなダウンシフトを実現するレヴマッチング技術を搭載した6速MTを備える。価格面では、ライバルのフォード・フィエスタSTを下回る水準を目指すだろう。
キア・シード
キアのハッチバック、シードは今年、控えめなフェイスリフトの一環として、新しいマイルド・ハイブリッド・パワートレインとインテリジェント・マニュアルトランス・ミッション(iMT)の導入を予定している。機械的な連結ではなく電子制御を採用することで効率性を高める。また、車載システムをアップグレードし、ライバルに追いつこうとするはずだ。
メルセデスAMG GT 73
GT 73は、電動化された4.0L V8ツインターボエンジンを搭載し、800ps以上の出力を発揮。これまでで最もパワフルな4ドアGTカーとなる。エクステリアやインテリアは現在販売されているGT 63と大きな違いはないが、48km以上の電気航続距離を誇るハイブリッド車特有のデザインが期待される。