【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 4~6月
公開 : 2021.01.23 06:05
ヒュンダイ・バイヨン
ヒュンダイのSUVシリーズに新たに加わるエントリーモデル、バイヨンはコナの下に位置し、フォード・プーマやトヨタ・ヤリスクロスに対抗するため、手頃な価格帯に設定される。足回りとパワートレインはハッチバックのi20と共通で、スタイリングはオフロード車にインスパイアされているという。
ヒュンダイ・アイオニック5
ジウジアーロにインスパイアされた「45」コンセプトをベースにした「5」は、ヒュンダイのEVファミリー「アイオニック」の先陣を切り、新しいE-GMPアーキテクチャーを採用する最初のモデルとなる。内燃機関車ベースのEVからの脱却を示すモデルで、800Vの充電能力を備えており、わずか18分で80%の充電が可能である。
ヒュンダイ・コナN
コナNは、パフォーマンスモデルとしてフォード・プーマSTに狙いを定めている。まだ明らかにされていないが、コナNは204psの4気筒ターボユニット、レブマッチング技術、オプションのリミテッド・スリップ・ディファレンシャル、シャシーの強化など、発売間近のホットハッチ「i20 N」と共通点が多いのではないかと予想される。
ロータス・エスプリ
ハイパーカーのエヴァイヤは、スタート地点に過ぎない。ロータスの将来の鍵を握る次なる一台は電動ハイパーカーで、まだ確実ではないが、「エスプリ」の名を使用する可能性もある。フェラーリのV6エンジンを搭載したスポーツカーで、エヴァイヤ風のスタイリングと軽量性を備え、全く新しいプラットフォームで開発されるだろう。
マセラティMC20
新型マセラティMC20は単なるスーパーカーではない。マセラティを率いるダビデ・グラッソは、「テンポを引き上げるものが必要」と語る。
「王冠の宝石、光るものが必要なのです」
MC20が非常に輝くモデルであることは間違いない。実物を見ればインスタグラマーが列をなすだろう。しかし、グラッソは、それ以上に期待すべきものがあるという。「これは、ブランドのルーツにさかのぼります。このモデルは道路を走るためにサーキットで生まれました」
事実上、MC20は、マセラティブランドを再起動させるために開発されたものであり、稀有な高級イタリアブランドの雰囲気に戻すためのものだ。その後、新型SUVグレカーレ、リフレッシュしたグラントゥーリズモとグランカブリオ、そして2022年には電動パワートレインを搭載したMC20が登場する予定だ。
今年は、MC20は630psと74.3kg-mを発生するV6エンジンを搭載し、18万7230ポンド(2655万円)で発売される。最高速度は325km/hを超える。ハンドリングとパフォーマンスがこのポテンシャルにマッチしていれば、輝く宝石以上のものとなるはずだ。