【溶け込むような幸福感】アウディA6 50 TFSIe クワトロへ試乗 2.0LガソリンのPHEV
公開 : 2021.01.30 10:25 更新 : 2021.07.27 14:51
従来のディーゼルエンジン代わる選択肢
操縦性は正確で、安全性も高い。そのかわり、興奮度は低い。
マルチリンク式のサスペンションを採用しているが、ステアリングホイールやシャシーから伝わる感触は淡白なもの。もしフィーリング重視なら、別のブランドを検討した方が良いだろう。
最新のPHEV技術は、従来のディーゼルエンジンに代わる選択肢になったといえる。大陸を横断するような、長距離走行のシーンを除いて。このアウディA6 50 TFSIeも例外ではない。
システムの動作はとても滑らかで、英国ではPHEVのエントリーグレードとなる50 TFSIeでも充分に速い。スタイリングやインテリアは、通常のA6と同じ素晴らしい内容も備えている。
英国では、BMW 5シリーズやメルセデス・ベンツEクラスより、アウディA6は少し珍しい。これも、ドライバーにとっては魅力の1つになりえると思う。
アウディA6 50 TFSIe クワトロ Sライン(英国仕様)のスペック
価格:5万6450ポンド(790万円)
全長:4939mm
全幅:1886mm
全高:1457mm
最高速度:244km/h
0-100km/h加速:6.2秒
燃費:62.5km/L
CO2排出量:36g/km
車両重量:−
パワートレイン:直列4気筒1984ccターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
バッテリー:14.1kWh
最高出力:299ps(システム総合)
最大トルク:45.8kg-m(システム総合)
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック