フィアット、クライスラーを完全子会社化
公開 : 2014.01.02 13:16 更新 : 2017.06.01 02:14
フィアットは、クライスラーの未保有株、41.5%を全米自動車労組の退職者医療基金(Veba)から取得することで合意した。金額は£22億(3800億円)で、その金額をVebaが受け取ることになる。
これによりクライスラーはフィアットの完全子会社となり、ホンダを抜いて世界7番目のメーカーとなった。
フィアットはクライスラーの持つテクノロジーをより早く採用することができるし、傘下のアルファ・ロメオにとってもクライスラーのノウハウを使用できるようになるのが魅力だという。
セルジオ・マルキオーネは「フィアットは、今回の経営統合によって、経験、展望、ノウハウをミックスさせたユニークなビジョンを実現できるグローバルなメーカーとなるだろう。」と語っている。