【詳細データテスト】ロールス・ロイス・ゴースト なめらかな駆動系 快いハンドリング 極上の静粛性

公開 : 2021.01.23 20:25

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

インフォテインメント

最新のゴーストでも、ロールス・ロイスBMW製インフォテインメントのお色直し版を搭載している。使いやすさやグラフィックの上質さに関する限り、現時点で入手しうる中でもベストな部類に入る。しかし、ビスポークな演出に欠けることを口惜しいという声はあるはずだ。

センターコンソールに配置されたダイヤル式コントローラーは、間違いなくこの手のシステムをもっとも操作しやすいデバイスだ。しかし、タッチ式ディスプレイの反応もなかなか早い。

インフォテインメント系のベースはBMWのiドライブなので、機能面で文句はないが、特別感には欠ける。オプションのビスポークオーディオは、ヘッドライナーにもスピーカーを内蔵する18チャンネル式だ。
インフォテインメント系のベースはBMWのiドライブなので、機能面で文句はないが、特別感には欠ける。オプションのビスポークオーディオは、ヘッドライナーにもスピーカーを内蔵する18チャンネル式だ。    LUC LACEY

後席では、アームレストにもうひとつのダイヤルが備わり、メディア関連の機能を操作できる。また、前席の背後に大画面のディスプレイが2面設置され、テレビを視聴することも可能だ。

テスト車には、出力1300Wのロールス・ロイス・ビスポークオーディオシステムが装備されていた。18チャンネル式で、スターライト・ヘッドライナーに内蔵されたエキサイタースピーカーも駆動。サウンドのクオリティは、言うまでもないがみごとなものだった。

燈火類

レーザーアシストのブリリアンスヘッドライトは標準装備。期待通りの明るさと照射範囲の広さを備えている。

ステアリングとペダル

ペダル配置に関する限り、不満は一切ないが、ロールス・ロイスがこの点で間違いを起こすと思うことはないだろう。ステアリングコラムの調整幅が十分に用意されている点も同様だ。

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