【公式画像公開】新型BMW i4 テストは最終段階へ 最高出力530ps、航続距離600km
公開 : 2021.01.25 06:05 更新 : 2021.06.04 13:19
電動モデルの拡大を目指すBMW
BMWはEVブランド「i」を拡大することで、2030年までに欧州連合(EU)の平均CO2排出量35%削減目標の達成を目指している。内燃機関のみを搭載した量産モデルは、今後10年以内に欧州から姿を消すことになる。
これは、2018年にロングレンジのプラグイン・ハイブリッド車とEVの開発加速に着手したBMWの経営陣が予想していたことだ。ハラルド・クルーガー会長は、BMWが短期的にライバルの高級ブランドよりも多くのEVを展開できるようにすることを目的とした、新たなi部門の計画を確認した。
それは、2021年末までに最大5台のiモデルを導入し、2025年までにはミニやロールス・ロイスを含むBMWグループ全体でEVを12台に拡大することを目指すものだ。
また、クルーガー会長は2030年のCO2削減目標を達成するため、2025年までに25台のプラグイン・ハイブリッド車を新たに導入することを承認している。
i4について、クルーガー会長は次のように述べている。
「i4を際立たせる主な要因は、他のどのモデルとも全く異なる素晴らしいデザインと、使用する素材のおかげで軽量化され、現在市場に出回っているどのモデルよりもダイナミックになっていることです。さらに、わたし達が常に開発しているコネクティビティ・テクノロジーと組み合わせることで、市場をリードすると確信しています」