【内装/外装/価格は?】改良新型ルノー・メガーヌR.S./R.S.トロフィー発売
公開 : 2021.01.29 20:45 更新 : 2021.03.05 21:34
ルノー・ジャポンは、メガーヌR.S.シリーズをマイナーチェンジし、2021年3月4日から販売します。
ニュルFF最速のDNA
ルノー・ジャポンは、ニュルブルクリンク北コースにおいて幾度となく量産FF車最速の記録を更新した、メガーヌ・ルノー・スポール(R.S.)シリーズをマイナーチェンジし、2021年3月4日から全国のルノー正規販売店で販売する。今回のマイナーチェンジでは走りのレベルを引き上げた。
今回のマイナーチェンジでは、メガーヌR.S.が、メガーヌR.S.トロフィーと同じ最高出力の300ps、最大トルク42.8kg-mの高出力エンジンを新たに搭載。
また、アクティブバルブにより排気音の音響特性を変化させるスポーツエグゾースト、滑りにくく耐久性に優れたナッパレザー/アルカンタラ・ステアリングといった走りの質を高める装備も充実させた。
コーナリングスピードの向上を目的にロールを抑えたシャシー、トルセンLSD、前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製スリット入りブレーキディスクなど、クローズドコースでのスポーツドライビング性能を高めたメガーヌR.S.トロフィー(MT)に、これまでは6AT(EDC)モデルのみに搭載されていたローンチコントロールが搭載された。
両モデルとも、ルノー・マルチセンスにより、4コントロールを始めとする運転モードを、これまで以上に細かくカスタマイズすることが可能となった。
また、アダプティブクルーズコントロール(EDCモデルはストップ&ゴー機能付)、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者検知機能付など、先進の運転支援システムが新たに装備された。
300psのエンジン
メガーヌR.S./メガーヌR.S.トロフィーには、最高出力300ps、最大トルク42.8kg-m(EDC)/40.8kg-m(MT)を発生させる1.8L直噴ターボエンジンが搭載される。
アクセルに対する応答性の向上のために、ターボチャージャーにはF1でも使用されているセラミックボールベアリングシステムが取り入れられている。
20万rpm/分近くで回転するタービンがスチールよりも軽く、硬く、滑らかなセラミックのボールベアリングシステムに取り付けられることで、摩擦が従来のスチールのボールベアリングシステム比で3分の1に低減し、ターボの応答性を向上させた。
エグゾーストには、エンジンサウンドが選択できるアクティブバルブ付スポーツエグゾーストが採用された。マフラー内に設けられた2つの排気ルートの1つに機械式バルブが取り付けられており、バルブが閉じられると低周波数を除去、中周波数を最適化した、スポーティでありながら騒音レベルを抑えた、日常の使用に適したサウンドとなる。
一方バルブが開くと、排気は流動抵抗が小さい、より直接的な経路を通り、エンジン性能をフルに引き出すとともに、スポーツモデルにふさわしいエンジンサウンドへと変化する。