【スピードの限界に挑む】自動車メーカー最速モデル 31選 スーパーカーばかりではない

公開 : 2021.01.29 20:05

ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGP – 264km/h

ミニ・ジョン・クーパー・ワークスのGPバージョンは、2006年に初代が発売されて以来、究極のミニとして君臨してきた。現在、GPは306psの2.0Lターボエンジンを搭載し、最高時速264km/hに達する、最も速く、最もパワフルなミニとなっている。これは、ホンダシビック・タイプRやルノーメガーヌRS 300トロフィーに匹敵するものである。

そのビッグパワーにもかかわらず、断固として前輪駆動のホットハッチであることに変わりはないが、トランスミッションは8速ATのみが設定されている。1255kgという軽さをもって、0-100km/h加速を5.2秒で駆け抜けることができる。

ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGP
ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGP

モーガン・プラス6 – 267km/h

エアロ8の廃止にともない、モーガンのスピード番長はプラス6に引き継がれた。ルックスは1950年代を彷彿とさせるが、3.0LのBMW製6気筒ツインターボエンジンを搭載しており、現代的な技術をふんだんに取り入れている。このエンジンは340psを発生し、1075kgの英国製ロードスターを267km/hまで加速させるのに十分なパワーを発揮する。

軽量でパワフルなエンジンと後輪駆動のセットアップにより、0-100km/h加速は4.2秒に達する。しかし、おそらくこのリストのどのクルマよりも、モーガンは深く、長く印象に残る加速体験を味わわせてくれるだろう。

モーガン・プラス6
モーガン・プラス6

日産GT-Rニスモ – 315km/h

日産GT-Rには複数のモデルが用意されているが、最高速度はどれも同じ315km/hだ。それでもニスモがノミネートされた理由は、2009年に発売されて以来、GT-Rのベンチマークとなるパワーと加速性を有しているからだ。

ニスモの3.8L V6ツインターボエンジンは608psを発揮し、静止状態から97km/hまで2.5秒で到達する。チューニングされたターボはパワー向上を助けるとともに、空力特性を改善し、より効率的なエンジン冷却を実現している。

日産GT-Rニスモ
日産GT-Rニスモ

パガーニ・ウアイラ – 383km/h

パガーニ・ウアイラの最もセンセーショナルな要素を選ぶのは難しい。このイタリアン・ハイパーカーの最高速度は383km/hで、他のスーパーカーとは一線を画している。ただし、この数字は、730psを発揮するメルセデスAMG製の 6.0L V12ツインターボチャージャーのおかげだ。最高速度は変わらないが、さらに19psを追加したBCモデルを選択することもできる。

他にも、0-97km/h加速を2.2秒で達成できることや、工場で57人の従業員によって組み立てられていることなど、魅力的なディテールがたくさんある。57人というのは従業員の総数であり、「パーソナライズ」という言葉がこれほど似あうクルマは、滅多にない。

パガーニ・ウアイラ
パガーニ・ウアイラ

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