【最終章 価格/詳細は?】ロータス・エリーゼ/エキシージ ファイナルエディション発売

公開 : 2021.02.08 19:00

先日生産終了が発表されたロータス・エリーゼ/エキシージ。ファイナルエディションが発売されます。

新たな時代へ

先日、ロータスは、エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産終了を決定。

最新のアナウンスでも発表されているように、それぞれ25周年、21周年を迎えたロータスの象徴である、エリーゼとエキシージもその時代にピリオドを打つ。

ロータス・エリーゼ/エキシージ・ファイナルエディション
ロータス・エリーゼ/エキシージ・ファイナルエディション    ロータス

これらの2つの伝説的なモデルに敬意を表して、ロータスは、より高いパワー、優れた標準仕様、そして真のロータス・スタイル「軽量」を兼ね揃えた3台の新しいファイナルエディションを発表した。

ファイナルエディションはエリーゼとエキシージの「究極バージョン」という。限られた数のみ生産されるファイナルエディション、そして今まで生産されてきたエリーゼとエキシージは、今後レジェンドとして名を残すと表現した。

ファイナルエディションが生産されることにより、ロータスはファイナルエディションの購入を急ぐと考え、高い需要を想定している。

これらの限定車は、ユニークな塗装色、ファイナルエディション・オリジナル外装デカール、ホイールフィニッシュ、ニュートリム、そしてファイナルエディション・ビルドプレートが標準仕様となっている。

日本で発売されるファイナルエディションは、エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション、エキシージ・スポーツ390ファイナルエディション、エキシージ・スポーツ420ファイナルエディションの3モデル。なお、エリーゼ・カップ250ファイナルエディション、エキシージ・カップ430ファイナルエディションの日本導入はないという。

エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産が2021年後半に終了すると、最終的な合計生産台数は約5万5000台になる。これら3モデルの合計は、最初のロータス車両が1948年に生産されて以来ロータスのロードカー総生産量の半分以上を占めることとなる。

エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション

エリーゼはロータスの象徴的な存在。2021年は生産25周年にあたり、同時に最後の年となる。

このファイナルエディションは、独占性と希少性は間違いなく高い需要と、将来のクラシックなステータスを保証するという。

ロータス・エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション
ロータス・エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション    ロータス

また、この車両は、エリーゼをロータスの象徴的なクルマにしたすべてのコアバリューと機能を保持している。例えば、スーパーチャージャーとインタークーラー、1.8L 4気筒エンジンを搭載していることが挙げられる。

小型、軽量、俊敏な2シーターの標準仕様として、ファイナルエディションの車両には、インテリア/エクステリアともに大きな変化がある。

最大の変更点は、2つのスクリーンから選択できる新しいTFTデジタルダッシュボード。1つは従来のダイヤルセットを備え、もう1つはデジタル速度の読み取りとエンジン速度バーを備えたレースカースタイルという。

エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディションは、キャリブレーションの変更により23psのパワー増となり、エリーゼ・スポーツ220の後継モデルとなる。

最高出力243psと最大トルク24.9kg-mを発生するエンジンは、実用的なパフォーマンスとクラス最高レベルの効率を提供するべくチューニングされている。

1tあたり263.6psのパワーウェイトレシオにより、0-100km/h加速は4.5秒で到達。CO2排出量177g/kmは、このパフォーマンスに対して非常に低い数値となる。

10スポーク・アンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント6.Jx16インチ、リア8Jx17インチ)を標準装着。これはエリーゼ・スポーツ220の標準ホイールよりも1本あたり0.5kg軽量となり、ヨコハマ製アドバン・スポーツV105タイヤ(フロント195/50 R16、リア225/45 R17)を組み合せる。

オプションのカーボンフロントアクセスパネル/カーボンテールゲート/カーボンシルカバーなどのカーボンパネル、リチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウインドウにより、さらなる軽量化が達成可能となる。

また、すべての軽量オプションを選択することにより、エリーゼ・スポーツ240の重量を922kgから898kgまで減少することができる。

価格は、777万7000円(税込)。

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