ヒュンダイ・ジェネシス
公開 : 2014.01.14 19:40 更新 : 2021.02.20 18:32
デトロイト・モーターショーで第2世代のヒュンダイ・ジェネシスが公開された。このジェネシス、初めて右ハンドルが造られることになるが、ヒュンダイはこれが英国市場で販売されるかどうかについては言及をしていない。
元アウディのデザイナーであり、TT、A3、A4を手がけたピーター・シュライヤーの施したデザインは、ヒュンダイの新しいデザイン言語である “フルーディック・スカルプチャー(流体彫刻)2.0″が使用されているが、全体のイメージはアウディと似ている。
サイズは、全長4990mm、全幅1890mm、全高1480mm。ホイールベースは初代ジェネシスよりも75mm大きい3010mmだ。
この第2世代のジェネシスのベンチマークはBMW 5シリーズで、これにはニュルブルクリンクにあるテスト・センターが開発において大きな役割を果たしたようだ。
エンジンは4つのラインナップが用意されている。420bhpの5.0ℓV8、311bhpの3.8ℓV6、278bhpの3.3ℓV6、253bhpの3.0ℓV6だ。これに8速オートマティック・ギアボックスが組み合わせられる。もし、英国で販売されることになるのであれば、これにディーゼル・エンジンが追加されることになろう。
駆動方式は、先代はRWDだけだったのに対しHトラックと名づけられた4WDもラインナップに加えられる。これにともなってリア・サスペンションにはマルチリンクが採用されている。
ヒュンダイは発表当日に3,500台の予約があったとしている。ヒュンダイは、2014年には韓国国内の30,000台を含み、合計で620,000台の生産を計画している。