アウディ・オールロード・シューティングブレーク・コンセプト
公開 : 2014.01.15 19:20 更新 : 2017.06.01 02:14
デトロイト・モーターショーでアウディ・オールロード・シューティングブレーク・コンセプトが発表された。
この2ドア・クロスオーバーは、近い将来具体的なプロダクション・モデルになる可能性があると発表している。非公式ながら、このモデルの内装は新しいTTのデザインを引き継いでおり、このクルマがTTの2ドア・シューティングブレーク・バージョンであること示している。
アウディは9年前にもTTシューティングブレーク・コンセプトを発表したが、結局生産するには至らなかった経緯がある。
オールロード・シューティングブレーク・コンセプトは、全長4.2m。ボディはアルミニウムとCFRPから形作られる。プロダクション・モデルのTTはオール・アルミニウム製だが、今後高性能なTTにCFRPが使われる可能性は高い。
パワートレインは、ハイブリッドのe-トロンで、2.0ℓのTFSIガソリン・エンジンと、ダブル・クラッチ・トランスミッション上に2つのモーターが配置される。また、リア・アクスル上にも電気モーターがレイアウトされる。
アウディは最高50kmをモーターのみで走行が可能だとコメントしている。統合したパワーは402bhp、66.4kg-mで、1600kgのボディながら0-100km/h加速4.6秒、トップスピード250km/hというパフォーマンスを得ているという。また、CO2排出量は45g/km、燃費は43.8km/ℓだという。
ドライブ・モードは3種類。EVモードでは120km/hまではモーターのみで駆動され、ハイブリッド・モードでは条件にあわせてモーターとエンジンを使用する。但し、エンジンはレンジ・エクステンダーとしての役割を持つ。スポーツ・モードではすべての駆動ユニットがフルパワーを出し、4WDとして最大限のパフォーマンスを発揮することとなる。