【トップクラスの洗練度】新型日産キャシュカイ 欧州発表 eパワー初導入、実用性とプレミアム感の両立
公開 : 2021.02.19 10:41
Q&A 日産デザイン・ヨーロッパ副社長
欧州で日産のデザインを率いるマット・ウィーバーに話を聞いた。
キャシュカイのような人気のあるモデルは、どのように再発明するのでしょうか?
「欧州全体で300万人いるお客様から多くのフィードバックをいただいているので、それがある意味ではアドバンテージになりますね。デザインのアンカーポイントがあるとわかっていたので、それを取り入れられるように、先代モデルのお客様の要望に耳を傾けました」
デザインで気に入っている部分はありますか?
「フロントからリアにかけてのシャープなラインがとても気に入っています。新しいホイールアーチのレイアウトを考案したのですが、これがかなり変わっていて、一番広いところがフロントにあり、そこから中へと入っていくので、フロントのアスペクトが非常に広くなるんです。キャシュカイらしいプロポーションにも配慮し、お客様に認識してもらえるようにしたいと思っています」
新たな顧客層と既存の顧客とのバランスをどのように取るのでしょうか?
「そこが日産の得意とする分野です。新型は実用性と使いやすさという強固な基盤の上に立っているため、多くの人を惹き付けるはずです。このクルマを見た人は、『クルマが自分に語りかけてくる』と感じるでしょう。」
初代キャシュカイはコンパクトクロスオーバー市場の先駆者として注目を集めましたが、今では非常に多くのライバルが存在します。どのように目立たせるのでしょうか?
「このスタイリングがゲームを大きく前進させるでしょう。他にこのようなスタイリングはないと思いますので、クラスをリードすると確信しています。洗練性とテクノロジーにおいても力を注ぎました」