【F1キャリアに一区切り】ケビン・マグヌッセン、プジョーWEC加入 大転身と目標語る
公開 : 2021.02.21 21:05 更新 : 2022.11.01 08:47
新たな一歩を踏み出すとき
昨年は、これまで以上に良いドライビングをしていると言っていましたね。F1を離れて後悔していることはありますか?
「何かしらの一歩を踏み出す準備ができたと感じるところまで来た。2~3年ほど同じ場所にいて、何の進歩もなく、どこにも行けていないと感じていたんだ。僕は野心家で、レースで勝ちを競うことに駆り立てられている。F1ではそれができていないと感じていた。ドライバーとして最高のレベルにあったし、結果が出ていなくても成長は続けていたよ」
「F1での最初のレースでは2位で、自分のベストを尽くしたとは言えない。それからドライバーとしての腕を磨いて、7年目にはとても良いところにいると感じていた。これまでの経験をもとに、新しいステップを踏む準備ができてきたんだ」
F1キャリアには区切りをつけましたか?
「もしメルセデスから誘いを受けて、運転したいかと尋ねられたら、誰もが真剣に考えると思う。でも、僕はF1に公平に挑戦してきたし、成功するためにベストを尽くしてきた。子供の頃からの夢だったF1でレースをすることができて、とてもラッキーだと思っている。家にはF1レースのトロフィーがあるし、それは僕の夢だったんだ。やり遂げたと感じているし、新しいことに挑戦する準備もできている」