【インテリア大幅刷新】新型メルセデス・ベンツCクラス 内外装画像リーク 縦型ディスプレイ採用
公開 : 2021.02.22 18:05
タフなオールテレインも初導入
Cクラスのプラットフォームはセダン、エステート、クーペ、カブリオレといった各モデルで使用されるだけでなく、GLCとGLCクーペの後継モデルにも共有され、後輪駆動と四輪駆動を選択できる。
また、メルセデスは既存のラインナップに加えて、アウディA4オールロード・クワトロのライバルとなる新型Cクラス・オールテレインを導入する予定だ。
標準のエステートをベースに、専用バンパーやホイールアーチ、車高アップ、アンダーボディガードなど、Eクラス・オールテレインと同様のタフなスタイリングが採用される。
第5世代Cクラスのパワートレインとしては、4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをメインに、EQブーストのマイルド・ハイブリッドとEQパワーのプラグイン・ハイブリッドを設定する。
新しい電気モーターとバッテリー技術により効率性は向上するはずだが、プラグインの電気航続距離は現行C 300 deの50kmと大きく変わらない可能性が高い。
先進の運転支援システムも期待
また、メルセデスは新型Cクラスに最新の自動運転技術を導入する。その開発に携わった関係者は以前、AUTOCARに対し「自動車分野におけるヒューマン・マシン・インターフェースの新基準」を設定すると語った。
搭載されるのは、レベル3の自動運転機能を備えたドライブ・パイロットだ。第7世代のSクラスが実現したように、最高時速130kmでのハンズオフを可能にする。
そのために、長距離LiDAR、マルチモードレーダー、最新の超音波センサー、韓国のサプライヤーであるLGのステレオカメラなど、まったく新しいセンサー類が装備される。
また、メルセデスがボッシュと共同開発したレベル4の自動パーキング技術の基礎的な機能も採用される。これにより、スマートフォンアプリを介して駐車場を探せるようになる。
先進のアダプティブ・クルーズ・コントロールは、時速210kmまでの速度で先行車に追従し、制限速度が変わると自動的に減速することが可能だ。また、通常のアクティブ・レーン・チェンジ、車線維持、緊急自動ブレーキにも対応する。