【名ドライバーに捧ぐ】ゴードン・マレー、T50sニキ・ラウダ発表 サーキット特化の超軽量マシン
公開 : 2021.02.23 21:05
オーナーズクラブ設立も検討
T50sの維持を支援するため、購入者には工具、ジャッキ、燃料充填器、そしてサーキットでのパフォーマンスを最大限に引き出すのに必要なセットアップ方法などがセットになった「トラックスピード」と呼ばれるパッケージが提供される。また、希望すればトップクラスのドライビング講習を受けることもできる。
T50sは競技用のマシンとして考えられているわけではないが、マレーはまだレースシリーズがあるかもしれないと語っている。マレーは世界の多くのGT選手権を主催しているステファン・ラテルと緊密に協力し、オーナーのためにGT1クラブを設立しようとしている。オーナーの中にはレースをしたいと考えている人も多いだろう。
マレーはほとんどのオーナーのことを知っており、初代マクラーレンF1で築いたコミュニティ精神を維持したいと考えていると述べた。
「わたしが触れるクルマの話題の50%は設計時のもの。残りの50%は人に会ったときのものです」
T50sニキ・ラウダの価格は3万1000ポンド(4億5000万円)から。25台限定だが、大半はすでに販売されている。そのほとんどは、ゴードン・マレーのデザインに期待している人々の手に渡る。