【外装/詳細/価格は?】改良新型アウディQ2発表 5月より発売予定
公開 : 2021.02.25 06:45
アウディは、SUVのQ2シリーズを4年ぶりに大幅に刷新し、2021年5月の発売を予定しています。
4年ぶりの大幅刷新/2グレード用意
アウディは、コンパクトSUVのQ2シリーズを4年ぶりに大幅に刷新した。販売開始は2021年5月を予定する。
また、導入記念モデルとして、限定125台のQ2 1stエディションを設定する。
Q2シリーズは、2017年のデビュー以来、アウディのSUVモデルのなかで、4年連続販売台数ナンバー1を誇るモデル。
今回の改良では、デザインにブラシュアップを施し、8角形のシングルフレームの位置は従来よりもわずかに下げられた。フロントセクションの幅の広さが強調されシャープ印象となった。
ボンネット先端には往年のアウディ・スポーツ・クワトロのイメージを受け継ぐ3分割スリットを設けた。
さらに開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリアバンパー、新デザインのリアディフューザーなどにより、スポーティで存在感のあるデザインとなった。
ボディサイズは全幅1795mm、全高1530mm(アドバンスト)で、機械式立体駐車場に入庫可能。
ボディカラーにはアウディとして初となるアップルグリーンメタリックを含む5つの新色を設定。あわせてブレードのカラーラインナップを一新しした。
新たなグレード構成をアドバンストとSラインの2つとし、アドバンストのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントが施されている。
Sラインではアンダーガードとサイドシルはボディ同色となり、ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーが備わる。
インテリアも刷新/限定車用意
インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインを変更。ダイヤモンドペイントフィニッシュ・シルバーグレーのデコラティブパネルを配した。
またオプションのSライン・プラスパッケージを装着すれば、スポーツシートをはじめ、アルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネルなどにより、スポーティさが強調される。
メーターパネル内には、12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを搭載。
このほか、MMIナビゲーションシステムや「アウディ・コネクト」、アウディ・スマートフォンインターフェイスなど、利便性の高いインフォテインメントシステムを搭載する。
ドライバーアシスタンスシステムとしては、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト、サイドアシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定した。
パワートレインは、新開発の1.5L TFSIエンジンを搭載。高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150ps、最大トルク25.5kg-mを発揮する。
7速Sトロニック・トランスミッションを組みあわせ前輪を駆動させる。エンジンが低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod)により燃費効率を高めた。
今回の改良に際し、導入記念モデルとしてQ2 35 TFSI Sラインをベースとした、限定125台のQ2 1stエディションを用意。
ボディカラーは、アップルグリーンメタリック、アローグレーパールエフェクトの2色。ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用した。
この限定モデルは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、Sライン・プラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、アウディ・スポーツ19インチアルミホイールなどを標準装備。
ステアリングは右のみを用意。価格(税込)は、Q2 35 TFSIアドバンストが394万円、Q2 35 TFSI Sラインが430万円。限定車のQ2 1stエディションが544万円。