【まだ手に届くアナログ体験】ポルシェ911(964型) 英国版中古車ガイド ATも悪くない
公開 : 2021.03.09 08:25 更新 : 2021.07.12 18:45
英国ではいくら払うべき?
3万ポンド(732万円)〜4万9999ポンド(719万円)
初期の964カレラ2が英国では見つかる。クーペやカブリオレが選べるが、走行距離は長め。ティプトロニックも含まれる。
6万ポンド(720万円)〜6万9999ポンド(1007万円)
状態の良いカレラ4が中心。中にはターボ風に改造したものや、タルガトップも含まれる。
7万ポンド(1008万円)〜8万9999ポンド(1295万円)
走行距離の短いカブリオレやRSが英国では出てくる。中にはアップグレードが施されたものも。
9万ポンド(1296万円)以上
ターボや3.8L RSエディション、かなり珍しいスピードスターなどが英国では見つかる。限定のターボS リヒトバーなら、140万ポンド(2億160万円)に達する場合も。
知っておくべきこと
964型ポルシェ911の中古部品は見つけにくく、修理費を節約することは難しい。ボディパネルの状態をよく確かめて、再塗装が必要かどうかも予め検討しておきたい。電装系や可動部分が不完全なら、リスクを犯してまで手を出さない方が良いだろう。
英国で掘り出し物を発見
ポルシェ911カレラ2(964型) 登録:1990年 走行:22万3600km 価格:5万8990ポンド(849万円)
執筆時に英国で発見した、走行距離の一番長い初期の964。自分で整備をこなせるようなポルシェ911ファン以外、嫌煙対象のクルマではある。だが販売店は、徹底的な整備を進行中だという。