【どんなクルマ?】ダイハツ「DNGA」海外展開第1弾 SUV「アティバ」発売
公開 : 2021.03.05 18:45
ダイハツは、「DNGA」の海外展開第1弾となる小型SUVの「アティバ」をマレーシアで発売します。
「DNGA」海外展開第1弾「アティバ」
ダイハツは2021年3月3日、「DNGA」海外展開の第1弾として、ダイハツのマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥア(セランゴール州)からコンパクトSUVの新型「アティバ」を発売した。
アティバは、2019年に日本で発売したコンパクトSUV「ロッキー」をベースに、プロドゥアとダイハツの協力によりマレーシア市場に最適な形に作り上げた新商品。ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」による海外展開第1弾となる。
1Lのターボエンジンを搭載するFFモデルで、全長×全幅×全高は4065mm×1710mm×1635mmという。
価格は、6万1500リンギット~7万2000リンギット。日本円で約162万円~189万円。
DNGAは、軽自動車を基点に小型車まで、設計思想を共通化した「一括企画開発」を採用しており、日本、およびアセアンを中心とした新興国において、グローバル商品としてベースを共通化しながら、現地ニーズに応える商品として市場投入できるクルマづくりを進めてきた。
ダイハツは今後もDNGA商品の海外展開を予定しており、競争力の高いDNGA商品を投入するという。
現地のプロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した、小型車を中心としたメーカーであり、2006年から2020年まで15年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得している。
近年世界的に人気の高まっているSUVタイプの新商品である「アティバ」を皮切りに、今後も「良品廉価」、「最小単位を極める」、「先進技術をみんなのものに」の3つの価値を提供するDNGA商品を順次ラインナップに加えるという。