370bhpのゴルフRエボが北京でデビュー
公開 : 2014.01.24 20:50 更新 : 2017.06.01 02:14
4月に開催される北京モーターショーで、フォルクスワーゲンは第4世代となるゴルフRのハイ・パフォーマンス・バージョンを公開する予定だという。ゴルフRエボとネーミングされるこのモデルは、ゴルフRのEA888型エンジンを更にチューンアップしたものを搭載する。
エンジン開発のヘッド、フリッツ・アイクラーの手が入ったその2.0ℓ4気筒ターボ・ユニットは、詳細はまだ秘密のベールに包まれているが、漏れ聞こえるところによれば、パワーはメルセデス・ベンツA45 AMGに搭載される2.0ℓの355bhpよりも大きい370bhpを発揮するという。また、トルクも38.7kg−mから45.9kg-mにまでアップされている。
標準的なゴルフR同様、強化された6速のデュアル・クラッチ・ギアボックスが組み合わせられ、4WDシステムは電気機械式のハルデックス・マルチ・プレートを持つ。
デトロイト・モーターショーでアイクラーは、燃焼技術の進歩によりガソリン・エンジンの効率アップが著しいとAUTOCARに話している。彼の談によれば、2.0ℓのターボ・ユニットは、今後400bhp、51.0kg-mを発揮することができることになるという。
ゴルフRエボは、ストリップ・ダウンされたインテリアと、カーボンファイバーのボディ・パネルを特徴とし、そのボディ重量は1400kg以下に納められているという。
Mk7ゴルフとしていままで最も強力なゴルフは、デザイン・ビジョンGTIコンセプトで、500bhpのV6エンジンを搭載し、0-100km/h加速4.0秒以下というパフォーマンスを誇っている。