マクラーレンP15を計画
公開 : 2014.01.25 20:00 更新 : 2017.06.01 02:14
マクラーレン・オートモティブのチーフ・エクゼクティブ、マイク・フルーウィットがAUTOCARに語ったところによれば、マクラーレンはP1と12Cの間に位置するP15を計画しているという。但し、その生産までは”かなり長い道のり”であると言う。エンジンはミドに搭載され、12Cのエンジンをベースにかなりチューニングを受けたツンターボ3.8ℓのV8が搭載されると考えられる。また、カーボンファイバー製のタブ・シャシーも使用されることになる。その正確なエンジンの使用や、使用される素材、そして電子制御システムは不明だ。
現在、マクラーレンはポルシェ911ターボのライバルとなるP13を計画しているが、P15の計画についてはマイク・フルーウィットは固く口を閉ざしている。
価格はおおよそ£400,000(6700万円)程度になるはずだ。一方P13は£120,000(2000万円)程度となりそうだ。
年間2000〜2500台を計画しているP13をラインナップに追加することによって、マクラーレンは年間4000台ほどの年間生産数を予定している。また、P13にはスパイダーと、911GT3のライバルとなるハイ・パフォーマンス・バージョンも予定されている。
おそらく2010年代後半にデビューすることになるP15を加えると、マクラーレンは3シフトで年間6000台、あるいは7000台の生産を見越している。
マクラーレンの代表、ロン・デニスは、毎年マクラーレンが何かを発表するとしている。今年は、フェラーリ458スパイダーに対抗する12Cのハイ・パフォーマンス・バージョンを計画している。これは、650bhpのエンジンを搭載する予定だ。
フルーウィットは、長期的将来としてP1の後継モデルについても、バッテリーと電気モーターの技術が大きく進歩すれば、画期的なモデルになるだろうと話している。