【アルヴェルエースって?】ハイエース・キャンパーに、電動キャプテンシート 車中泊を豪華に

公開 : 2021.03.15 11:45  更新 : 2021.10.11 11:29

「アルヴェル」を名乗る、ハイエースのキャンピングカーをご紹介しましょう。車内に入ってみると納得、ゴージャスな空間に仕上がっています。

ハイエースなのに「アルヴェル」

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

ユーザーから寄せられる「アウトドア、キャンプ、車中泊、ペット、マリンスポーツなどを楽しみたい」といった要望に確かな技術で応え、アクティブな人々を応援しているダイレクトカーズ社。

東海地区最大級のハイエース専門店であるハイエースタウンを展開する同社が、Aichi Sky Expoにて開催された「名古屋キャンピングカーフェア2021スプリング」に出展した。

ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」。
ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」。    高桑秀典

数多くの車中泊ハイエース、キャンピングハイエースを展示したので1台ご紹介したい。

今回ピックアップしたのは、優雅な大人旅を約束するグランピング・エクスプレスの「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」。

ハイクラスなインテリア空間を演出するキャプテンシートを標準装備したモデルである。

ベースとなったのは、ハイエース・キャンパー特装車(スーパーロング)だ。

まさにラウンジ仕様 内装を撮影

車名の“アルヴェル”とは、改めて説明するまでもなくトヨタの上級ミニバンであるアルファードヴェルファイアのこと。

両モデルのラウンジ仕様をイメージさせる電動キャプテンシートを装備した豪華なインテリアを特徴としていることから、この名前がついた。

ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」の2列目シートと内装。
ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」の2列目シートと内装。    高桑秀典

その電動キャプテンシートは、前後のスライド量、リクライニングの角度はもちろん、オットマンの角度・長さも調整することができる。

USB電源付きの多機能アームレスト、読書灯、マッサージ、シートヒーター、ベンチレーションといった機能まで備わっており、まさに「アルヴェルエース・プレミアムラウンジ・シリーズ」のプレミアムさを象徴する装備だ。

車中泊だって、優雅に過ごしたい

運転席/助手席シートを180度回転させ電動キャプテンシートと向かい合わせれば、標準装備となるセンターテーブルを4人で囲むこともできる。

その電動キャプテンシートの後ろのスペースには、シンクやベッドなどを設置。40L冷蔵庫と電子レンジは標準装備となっている。

ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」の内装。
ダイレクトカーズが、名古屋キャンピングカーフェア2021スプリングに出展した「アルヴェルエース・プレミアムラウンジII」の内装。    高桑秀典

そのほかにも、フローリング加工、オリジナル収納家具、フルトリム、カーテン、2段ベッドマット、天井照明、LEDスポットライト、サブバッテリー、走行充電システム、外部電源、1500Wインバーター、ボルトメーター、オーディオ切替スイッチ、エクステンションボックス、センターコンソール加工といったアイテム類が標準装備となる。

豪華で広々とした車内はとにかく居心地がいいので、驚くほど快適な移動と“ラグジュアリーな車中泊”を楽しめるだろう。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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