【RAV4サイズのSUV】トヨタ 新型EVコンセプト、4月発表予定 上海モーターショー
公開 : 2021.03.15 21:50 更新 : 2021.03.16 17:56
トヨタ欧州法人の幹部へインタビュー
AUTOCARは以前、トヨタ・ヨーロッパのマシュー・ハリソン副社長へインタビューを行っている。その内容をお届けする。
トヨタにとって、「e-TNGA」を採用する新型EVの重要性は?
「2025年までの目標は、欧州で40万台以上の販売成長を達成することであり、EVはその成長に大きく貢献するものではありません。2025年には、約70%がハイブリッド車、20%がプラグイン・ゼロエミッション車となります。しかし、e-TNGAモデルは確かに当社の将来にとって非常に重要であり、2025年から2030年にかけては販売台数により大きく貢献することになるでしょう」
新型EVはすべて新しい名前になるのか?
「ZEV工場で生産される6台のEVは、最適化された専用プラットフォームをベースにしており、新しい名前がつけられるでしょう。フル電動化が進むにつれ、地域ごとの車名を見直し、どのようにして親しみやすい製品を提供するかを理解する必要があるでしょう」
トヨタはハイブリッド、PHEV、EV、FCEVにコミットすることで成長を目指しているのか?
「これらすべての技術を市場に投入するのがわたし達の仕事であり、お客様もそれぞれの地域で最適な技術を選んでくれると確信しています。現在、EVは高価なので、規模を拡大し、技術を向上させる必要があります」
「問題は、その変革がどれだけ早く起こるかということです。欧州と中国では、非常に速いペースで加速しています。ハイブリッドはまだ世界的に600%の成長が見込まれており、当社にとって短期的にはそちらの方が大きなチャンスとなります」