新しいキャデラックはメルセデスSクラスがターゲット
公開 : 2014.01.28 19:30 更新 : 2017.06.01 02:14
メルセデス・ベンツSクラスをターゲットとする新しいキャデラックのトップ・モデルのテスト風景が初めて捕らえられた。伝えられるところによれば、そのモデルはLTSというネーミングが与えられることになる。
このLTSは大きさにおいてSクラスのサイズとなり、すべて新しいプラットフォームが使用される。現行のFWDのXTSに代わるモデルであり、GMのエプシロン・プラットフォームのロング・ホイールベース・バージョンがベースとなる。オメガと呼ばれるプラットフォームで、RWDおよび4WD駆動。また、更に長いホイールベースにすることも可能だ。そのロング・ホイールベース・バージョンは、主に中国市場向けのモデルに使われることになろう。
スタイリングは、エルミラージェ・クーペとシエルといった昨年公開されたコンセプト・モデルがベースとなろう。この写真のテスト・モデルは深いカモフラージュがされているが、垂直のヘッドランプと大きなグリルが予想される。
エンジンはダウンサイジングされたV6ターボで、ハイブリッドも用意される。
来年1月のデトロイト・モーターショーでデビューした後、2015年に市場で販売される。
ちなみに、キャデラックは中国に新しい工場を建設中だ。この工場では2016年には年間100,000台の生産が行われる予定だ。