【詳細データテスト】マツダMX-30 デザインや質感は上々 飛ばせば元気 市街地で真価を味わえず

公開 : 2021.03.20 20:25  更新 : 2021.03.27 05:14

使い勝手 ★★★★★★★★★☆

インフォテインメント

マツダがインフォテインメントシステムにおいて採ったミニマリスト的なアプローチは心地よいもので、しかも機能性を大きく損なってはいない。

メインとなるディスプレイはタッチ式ではない。そのため、ナビゲーションの目的地入力など、操作はセンターコンソールのダイヤル式コントローラーで行う。メニューはシンプルなレイアウトで、グラフィックの洗練度もレスポンスも実にいい。

インフォテインメントディスプレイはタッチ式ではなく、操作はセンターコンソールのダイヤル式コントローラーで行う。スマートフォンのミラーリング以外で、支障を感じることはほとんどない。
インフォテインメントディスプレイはタッチ式ではなく、操作はセンターコンソールのダイヤル式コントローラーで行う。スマートフォンのミラーリング以外で、支障を感じることはほとんどない。    MAX EDLESTON

ただし、タッチ画面でないと、ほかのシステムより使いにくいものがある。Apple CarPlayとAndroid Autoだ。

テストしたGTスポーツテックの標準装備内容は悪くない。スマートフォンのミラーリング機能だけでなく、ナビやデジタルラジオ、Bluetooth接続機能も備えている。ボーズのサラウンドサウンドシステムもじつにすばらしい。音質はクリアで驚くほどパワフルだ。

燈火類

MX-30は全車にLEDヘッドライトを採用。ファーストエディションとGTスポーツテックにはアダプティブ機能も備わる。ロービームの強さと広がりはすばらしい。今回、ハイビームを試す機会はなかった。

ステアリングとペダル

ドライビングポジションは、総じてとても快適だ。シートの前後と上下、ステアリングコラムの調整幅はいずれも良好。ペダル配置に、取り立てて言及するほどのオフセットはなかった。

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