【堂々佇まい】新型アルピナXB7 アルピナ流「ファーストクラス」に対面

公開 : 2021.03.27 05:45  更新 : 2021.10.19 19:44

アルピナ流の走行性能と新開発エンジン音

ラグジュアリーでエレガントな内外装を持つXB7だが、アルピナといえばやはり気になるのが走行性能だろう。

搭載されるエンジンは2機のターボを装備し、最高出力621ps、2000rpmから5000rpmという幅広い回転域で81.6kg-mの最大トルク発生させる4.4L V8ビターボエンジン。

アルピナXB7
アルピナXB7    近藤浩之

0-100km/hまでは4.2秒、巡航最高速度は290km/h。

ちなみにアルピナでは、最高速度ではなく走行しながらステアリングを切ることのできる速度=巡行最高速度に重きが置かれているという。

エンジンサウンドは、新開発となるステンレス製のアルピナ・スポーツエグゾーストシステムにより調整可能。フラップの開閉により、コンフォート・モードでは快適性を重視し、スポーツ・モードではクリアでより鮮明なサウンドを演出してくれる。

621psのパワーを受け止めるブレーキは、フロントにブレンボ製の4ピストン・キャリパーと395×36mm径のブレーキディスク、リアはフローティングキャリパーと398×28mm径のブレーキディスクを装備。

キャリパーは、アルピナブルーとなり、ホワイトのアルピナロゴが配されている。オプションとして軽量ドリルドローターと、耐熱性能の高いブレーキ・パッドの組み合わせも選択可能だという。

トランスミッションは、最新世代のアルピナ・スイッチトロニック付き8速スポーツオートマチックトランスミッション。

リアには電子制御式リミテッドスリップディファレンシャルが採用され、トルクをホイールに最適配分することで、適切なグリップをもたらしてくれる。

四輪駆動システムはBMW xドライブをベースに、アルピナの手によってトルク配分が再設定されている。

「すべての旅路をファーストクラスでの冒険へとシフトする」というアルピナXB7の価格は、2498万円(税込)からとなっている。

記事に関わった人々

  • 近藤浩之

    Hiroyuki Kondo

    某自動車雑誌を経てフリーに。2013年に(株)スカイピクチャー設立(とはいっても1人で活動)。仕事は写真/動画の撮影編集、たまに作文。対象はクルマを始め、建築/フード/人物など幅広いが、要は何でも屋の便利屋。苦手なことは、自分のプロフィールを自分で書くこと(要はこの文章)

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