【空気抵抗係数0.20】メルセデス・ベンツEQS 市販車最高レベルの空力性能実現 次期旗艦EVセダン
公開 : 2021.03.29 08:45 更新 : 2021.04.27 07:08
インテリアもEQS専用デザイン
インテリアでは、専用のダッシュボード、コントロール、トリムエレメントを採用。Sクラスに似たスタイルのステアリングホイールがあり、スポークには静電容量式タッチパッドが備わっている。フロント中央には高い位置にセンターコンソールが設けられ、その下には大型の収納ボックスがある。
また、メルセデス・ベンツ最新のデジタル技術、MBUXハイパースクリーンが搭載される。幅141cmの湾曲した1枚のパネルに3つのディスプレイが統合されており、8コアのCPUと24GBのRAMを搭載した最新版のオペレーティング・システムで制御され、ソフトウェアの無線アップデートに対応している。
そのほか、AR機能を備えたヘッドアップ・ディスプレイ、15個のスピーカーと710Wの出力を備えたBurmester社製サラウンド・サウンドシステム、「Energising Air Control」と呼ばれる空気ろ過装置などのオプションも用意されている。
キャビンを優先したプロポーションとフラットなフロア構造により、Sクラスよりも広い居住スペースを実現しており、AMGラインでは、よりサポート性の高いフロントシートなどスポーティーな演出が施される。標準のリアシートは3人掛けだが、センターシートは高く、キャビンは内側に向かって細くなっている。
また、「サイレント」、「シルバー・ウェーブ」、「ビビッド・フラックス」、「ロアリング・パルス」の4種類のモードを備えたサウンドパッケージが提供される。