【次世代フラッグシップの中身は?】ランボルギーニ アヴェンタドール後継にV12ハイブリッド搭載か 2022年発表予定
公開 : 2021.03.30 18:05
ブガッティの未来はどうなるのか
フォルクスワーゲン・グループのヘルベルト・ディース会長は、ブガッティをポルシェとEVメーカーのリマックとの合弁会社にする計画を発表したが、ブガッティを完全に売却する可能性は否定した。
同グループは、ポルシェがリマックへの出資額を増やすという金融取引の一環として、フランスのハイパーカーメーカーであるブガッティの支配権をリマックに売却するという報道があった。ポルシェは最近、6040万ポンド(約9060億円)でリマックへの出資比率を15.5%から24%に引き上げている。
ディースは、ブガッティの責任は現在ポルシェに移されており、その後、リマックとの合弁会社の設立について検討すると述べている。ステファン・ヴィンケルマンは、ランボルギーニでの新たな役職と並行して、ブガッティの社長を継続する。
ディースは次のように語っている。
「ブガッティをリマックに譲渡するというのは事実ではありません。ポルシェは現在、リマックとパートナーシップについて協議中であり、この件はポルシェが対応することになります」
「全体的なことはまだ確定していません。わたし達が目指しているのは、ブガッティの責任をポルシェに移行することであり、ポルシェはおそらく、リマックとの合弁企業を設立することになるでしょう」
ブガッティの合弁会社運営について、ポルシェとリマックが対等に参加するかどうかは明らかになっていない。
ディースが合弁会社の設立計画を発表する前に、ヴィンケルマンはAUTOCARに対し、ブガッティが第2のモデルラインとしてEVを追加する計画は無期限に保留されていると語っていた。
「アイデアがあるのは確かで、ビジネスケースもあったのですが、パンデミックが発生したため、昨年の初めに第2のモデルラインのアプローチと分析を中止しました。以後、何も計画しておらず、成功する可能性があるのに残念です」