【ブランド変革へ】レクサス2024年3月に新たな事業拠点開設 10種のテストコースも
公開 : 2021.03.31 06:25
メッセ棟の詳細とテストコース
メッセ棟は、多くの社外ビジネスパートナーとさまざまな価値を生み出す共創の場を提供する。
レクサス棟同様に、パートナーの方々ともクルマに触れながらコミュニケーションの取れるガレージを備え、協業スペースや多目的ホールを設けることで、オープンなイノベーションをおこなえる空間を目指す。
テストコースに関しては、2020年発表した新型ISのテストにも活用された、自然の地形を活かした約75mの高低差と多数のカーブが入り組んだ全長約5.3kmのカントリー路は既に運用が開始されている。
加えて、これまでの世界各地でのさまざまなテスト走行やレース活動の経験をもとに、高速評価路や特殊な路面を再現した特性評価路など、世界中のユーザーの期待を超えるためにクルマを鍛え上げる多種多様な約10種類のテストコースを今後建設するという。
また、事業を進めるにあたり「地域との共生」と「環境保全」を重要な2本柱とする。可能な限り自然の地形を維持するためにトンネルや橋梁を設置し、動物の生息地や移動経路、植物の生育地にも配慮する。